58mm/F1.2はマウントに8本あるネジの長い方の4本を抜くと外れます。
長いネジと短いネジは交互に入っています。
隣り合った2本のネジを外してみれば長いネジがどれかわかります。
SRマウントを外したら、適当なジャンクレンズや接写リングから取ったαマウントをつけます。
基本的にはこれだけで、無限遠の調整のために板をはさんだりマウントを削ったりします。
自分は35-70/F4のジャンクを使いました。
巨大な後玉とマウント内径のクリアランスは0.5mmも無いですが、削らずに使用することができます。
無限遠を出すためには絞りリングのMC爪を切り取って、マウントとレンズの間には0.5mm程度の板を挟まなければなりませんが、自分はMC爪を切らず挟む板を1mmの厚さにしました。
当然無限遠は出ませんが、30mぐらいの距離にはピントが合うので自分の用途では問題無しです。MC爪を残しておけば元のMC-ROKKORに戻すこともできます。
ただMC爪を残すとマウント外周と干渉して絞りリングが重くなるので、MC爪付近のマウント外周を0.3mmほど削りました。
ヤフオクでα化改造をしたもので無限遠が出てかつ元に戻せる(と説明がある)ものが出ていたのですが、あれはどうやっているのかわかりません。